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宮坂忠昌

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渡邉幸恵

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トロフィーの修理は可能?破損したときの対処法について

トロフィーは良い記念として、大切に飾っておく方が多いでしょう。しかし、うっかり落としてしまうなどして、大事にしていても壊れてしまう可能性はゼロではありません。地震などで棚から落ちてしまうこともあるでしょう。今回は、トロフィーが壊れてしまった場合の修理について、また主な破損原因や適切な保管方法をご紹介します。

トロフィーの修理は可能?

具体的に、トロフィーが破損してしまった時、どの程度までなら修理が依頼できるのか、気になりますよね。ここでは、一般的に修理可能とされる目安をご紹介します。

どんなに大切にしていても、形あるものはいずれ壊れると言われるように、残念ながらトロフィーも壊れてしまうことがあるかもしれません。その原因やきっかけは様々ですが、大切にしていたトロフィーが壊れてしまった時はとても残念な気持ちになりますね。

特に、持ち回りの優勝カップやトロフィーを壊してしまった時、どうしようかと慌ててしまうかもしれません。家族がもらったトロフィーを壊してしまった時も、申し訳ない気持ちでいっぱいになるでしょう。

トロフィーが破損した時は、買い替えという方法もあるかもしれませんが、場合によっては修理も可能です。自分で修理をするのではなく、トロフィーのリペアを行う専門の業者がいるため、そちらに依頼すると安心です。

修理の専門業者に頼むメリットはいくつかあります。まず、破損の具合によって適切な方法で修理してもらえるという点です。パーツの交換や劣化部分の修復といった作業は、素人では難しく道具や必要なパーツもありません。しかし、専門の業者であれば、対応可能なこともあります。

もし、修理に関して無知な人が慌てて接着剤などで壊れた部分を修復しようとした場合、不格好になってしまったり、一度ひっついてしまったものはそれ以上の修復が難しくなってしまったりと、様々なデメリットがあります。こうした点からも、修理はまず専門の業者へ依頼することをおすすめします。

修理が可能な破損

優勝カップの耳の部分がとれた

優勝カップには、左右に持ち手のような耳がついていますね。この耳の部分がポロッととれてしまうことは、決して珍しくありません。この部分を接着する修理は、多くの場合可能です。具体的には、溶接によって取り付ける方法を用いて修理します。しかし、溶接は高温で炙ることとなるため、溶接箇所が焼けたような仕上がりになる可能性もあります。この見た目をカバーするために、表面のメッキ加工でリペアすることも可能ですが、これにかかる費用は高く、買い替えと同じくらい高額になるケースも多々あります。

また、優勝カップに用いられている素材によっては、溶接ができず修復不可能と判断される場合もあります。

トロフィーの上に乗っている人形がとれた

トロフィーの場合、なかには上部に人形のモチーフなど繊細なパーツが付いていることがありますね。この部分はとてもデリケートで、とても破損しやすいと言われています。腕がとれてしまったなど、人形の一部のパーツの破損がよくみられるようです。

人形の部分は、溶接してくっつけるというよりも、人形そのものを新しいものに取り替える方法が主流です。多くの場合、人形はネジ止めによって固定されているため、取り外し自体は簡単。同じ人形があれば、その部分だけ新品に取り替えてもらうこととなります。

トロフィーの主な破損原因

トロフィーが破損してしまう原因は、何らかの衝撃が加わった時がほとんどです。どこかにぶつけた、高いところから落としたなどで壊れるケースが非常に多いです。

こうしたトラブルは、どんなに気を付けて扱っていても起こりうるため、完全に回避することは困難。できるだけ、扱う時に注意するしかありません。

また、優勝カップの耳がとれてしまう破損については、耳が重みに耐えきれずとれてしまうケースが多いです。優勝カップを動かす時、耳の部分を持ってしまう方も多いと思いますが、これはあまりおすすめできません。優勝カップの重さによっては、耳だけで支えることができずとれてしまうことがあります。

トロフィーの素材の見分け方

トロフィーに使用される素材は、金属、木材、アクリル、ガラス、石など様々です。見た目で判断できるものもありますが、金属に関しては具体的にどの金属を使っているかまでは判断することが難しいでしょう。

修理は、素材に応じて適切に行う必要がありますが、誤った自己判断のもと修理をしても、元の状態に戻せないどころか、かえって悪化することも考えられます。素材が分からない場合は、修理の専門業者に相談する方が何かと安心です。

トロフィーの修理までの流れ

トロフィーの修理を専門の業者に依頼する場合、まずは修理可能かどうかの判断をしてもらうこととなります。多くの場合、電話にて相談をし、破損箇所などの画像をデータで送り判断してもらってから、実際に修理してもらうかどうかが決まります。

修理可能と判断されたら、見積もりや納期の目安などの説明を受け、トロフィーを業者に送ります。無事に修理が完了したら、修理品が手元に届きます。

これはあくまでも一例ですので、詳しくは修理を依頼する業者へ直接確認されることをおすすめします。

トロフィーの正しい保管方法

トロフィーをできるだけ長く良い状態で保管するには、どのような点に気を付ければ良いのでしょうか。

まず、見た目の美しさを維持するためには、直射日光による日焼けを避けることと、ホコリの蓄積を防止することが大事です。本来の輝きを最大限に生かすためには、明るい部屋に飾るのが良いですが、直射日光が当たる場所は避けましょう。

ホコリは、トロフィーを曇らせてしまう原因になります。付着したホコリはこまめに取り除く、部屋全体の掃除をこまめに行うなどで対策をしましょう。ホコリをかぶらないように、ケースに入れておくのも1つの方法です。

トロフィーの破損を防ぐためには、できるだけ用心深く扱うことも忘れてはいけません。特に、ケースへの出し入れの際にうっかりぶつけたり、ホコリを取り除こうと掃除している時にうっかり落としたり、といった衝撃で壊れてしまう可能性もあるため、日頃から気を付けておくことが大事です。

トロフィーを棚などに置いて飾る場合は、ちょっとした衝撃で落ちてしまわないような対策も効果的でしょう。

もちろん、優勝カップを持つ際は、耳の部分をつかむのではなく、土台や本体を持って支えることにも気を付けたいですね。

今回は、トロフィーが破損した場合の修理についてご紹介しました。破損の程度や素材によって修理できるかどうかが変わってきますが、まずは専門の修理業者へ問い合わせてみてはいかがでしょうか。自分で無理矢理修理をしようとすると、取り返しのつかないことにもなりかねません。ぜひ、正しい保管方法や取り扱いを行い、万が一の時は最善の方法で修理できるようにしましょう。

トロフィー・優勝カップ制作歴80年を超える宮坂徽章について

トロフィー・優勝カップなどの制作を1940年から続け、今ではすでに80年以上。
トロフィーの自社製造を行う宮坂徽章では、70余年の実績から培った技術で、良い商品をよりお求めやすい値段でご提供しております。
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