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宮坂忠昌

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渡邉幸恵

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トロフィーを磨く際に必要なものや手入れ方法を解説

もらった当時はピカピカだったトロフィーも、時間が経てば古くなり、見映えが悪くなることもあります。くすみや黒ずみなどの汚れは、お手入れによってきれいにすることも可能で、保管方法によっては劣化を遅らせることもできます。今回は、トロフィーを磨く方法などのお手入れの仕方、劣化を遅らせる方法についてご紹介します。

トロフィーの手入れ方法

毎日欠かさずメンテナンスを行えば、曇ることなく綺麗な状態を維持し続けられますし、軽いメッキの劣化程度なら、普通のお手入れでも十分元の美しさを取り戻せます。基本的なお手入れの方法について見てみましょう。

トロフィーの手入れに必要なもの

毎日のお手入れで必要なものは、とてもシンプル。柔らかい布があればOKです。汚れがある場合は中性洗剤を薄めた液と水、ティッシュペーパーも必要になります。こまめにメンテナンスをすれば洗剤が必要になるケースはほとんどありません。

基本的な手入れ

美しい状態を保つためには、こまめなお手入れが大事です。基本的にトロフィーは、メッキ加工を施して金色や銀色に仕上げています。普段のお手入れなら、柔らかい布でから拭きするなど、簡単なケアでも十分綺麗になりますが、さすがに何年も飾りっぱなしにしていると、メッキが徐々にくすんできたり、黒い斑点のような汚れが付いたりするようになります。

これらの汚れは表面のメッキの劣化によって引き起こされるので、極端に言えば、メッキを新たに貼りなおさないと、完璧には綺麗になりません。毎日欠かさずメンテナンスを行えば、曇ることなく綺麗な状態を維持し続けられますし、軽いメッキの劣化程度なら、普通のお手入れでも十分元の美しさを取り戻せます。まず汚れが出ていないときでも、から拭きの頻度はなるべくこまめにして、劣化の進行速度を抑えましょう。

くすみは丁寧にふき取ると落ちることが多いので、定期的にから拭きを行っているなら、ほとんど現れることはないでしょう。黒ずみなどが出たときは、金属用の磨き剤を使って丁寧に黒ずみをこすると、徐々に黒ずみが剥がれていきます。

水洗いの方法

ゴミやほこりがついてしまった場合は水洗いします。それからティッシュペーパーなどでしっかりと水分を取り、柔らかい布で軽く拭くことです。水洗いしないで拭くと、傷の原因になるので注意しましょう。汚れがついた場合は酸性、アルカリ性ではない中性洗剤を薄めた液で軽く洗います。それからよくすすぎ、ティッシュペーパーなどで水分を取った後、柔らかい布で軽く拭きます。放置しておくと、コーティングの特性が失われかねないので注意します。

お手入れの際の注意点

研磨剤を使用する際の注意点としては、金色のトロフィーの中には、銀色の素材に塗料を焼き付けて金色にしているものもあります。研磨剤などで丁寧に磨きすぎると、表面の塗料が落ちてしまい、銀色のトロフィーになってしまうので、磨く先は強く何度も磨きすぎず、こまめに様子を見ながら磨きましょう。 

また、水洗いの際は、金属製のトロフィーは表面をクリアコーティングしてあるので、コーティングガラスのメンテナンスも欠かしてはいけません。水に濡れてしまった場合は必ず拭き、水分が残らないようにしましょう。そのまま放置してしまうとシミになってしまう恐れがあります。

汚れ別の手入れ方法

トロフィーの汚れといえば、くすみ、黒ずみ、黒い斑点の3種類が代表的。どれもお手入れをせずに放置していたことが主な原因となりますが、それぞれの汚れを解決する方法について見てみましょう。

くすみの手入れ方法

表面のくすみは、日頃から丁寧に柔らかい布で拭いていれば発生することはなく、きれいな状態を維持することができます。汚れていない時でも、から拭きの頻度を高めて良い状態を保ちましょう。

黒ずみの手入れ方法

メッキの劣化によって、黒ずみが発生することもあります。これは、金属用の研磨剤を使って丁寧にこすると剥がれる可能性があります。しかし、磨きすぎは塗料まで落とす原因にもなるため注意が必要です。

黒い斑点の手入れ方法

黒い斑点も、黒ずみと同様に金属用の研磨剤で綺麗にできる可能性があります。しかし、やはりメッキの種類によっては磨きすぎによって不具合が生じる場合も考えられるため、注意が必要です。黒ずみや黒い斑点は、トロフィー表面についた大気中の汚れやメッキの腐食などが関係していると言われていますが、こまめなから拭きによってこうした劣化を防ぐことができます。

クリアコーティングガラスのメンテナンス

金属製のトロフィーは表面をクリアコーティングしてあるので、コーティングガラスのメンテナンスも欠かしてはいけません。水に濡れてしまった場合は必ず拭き、水分が残らないようにしましょう。そのまま放置してしまうとシミになってしまう恐れがあります。

ゴミやほこりがついてしまった場合は水洗いします。それからティッシュペーパーなどでしっかりと水分を取り、柔らかい布で軽く拭くことです。水洗いしないで吹くと、傷の原因になるので注意しましょう。汚れがついた場合は酸性、アルカリ性ではない中性洗剤を薄めた液で軽く洗います。それからよくすすぎ、ティッシュペーパーなどで水分を取った後、柔らかい布で軽く拭きます。放置しておくと、コーティングの特性が失われかねないので注意します。

劣化を遅らせる意義

トロフィーはスポーツや芸術などの分野において目覚しい結果を残した証しであり、感動と喜びの形でもありますから、曇るなどの変色は大変残念なことです。物である以上劣化するのは仕方ありませんが、長く保つための手間はかけるだけの価値があります。

せっかくリビングなどに飾っていても、劣化してくすんだり黒ずんだりしたものは置きたくないと思われるかもしれません。その代わり、ピカピカのトロフィーであれば、視界に入った時にふと嬉しくなったり、気持ちが晴れやかになることもあるでしょう。

保管場所と保管方法

もらったばかりのピカピカのトロフィーを、できるだけ劣化させずに長期的に保管したい場合は、以下の方法に気を付けてみましょう。

保管場所

トロフィーの劣化を遅らせるためには、日焼けやホコリから守る必要があります。素材により、水分やホコリ、日光による日焼けは大敵になります。湿気がこもらない場所、室内でも直射日光が当たらない場所を選んで保管しましょう。

トロフィーの素材を問わず、ホコリから守ることは重要なポイントになります。ホコリをかぶりにくいように、ガラスケースに保管するのはおすすめの方法です。しかし、ホコリから守れたとしても直接日光が当たる場所であれば日焼けによる劣化のリスクは避けられません。

トロフィーが日焼けすると、表面の素材が変色したり剥がれたりする可能性があるため、十分に注意しましょう。

保管方法 

飾っておく場合は、明るい部屋の方が見映えがしますが、ホコリから守るためには明るい部屋にガラスケースを設置するとなお良いです。多くの家庭で、トロフィーはすぐに目に届くようなキャビネットの上などに飾ってあるかと思いますが、この場合はこまめにホコリを取り除く、部屋全体の掃除を怠らないなどの配慮が必要になります。

ガラスケースに入れておけば、空気中に舞うホコリの付着を防ぎやすくなり、お手入れの頻度も少し減るかもしれません。見映えを気にするのであれば、背面が鏡、もしくは暗い色のコレクションボードを活用すると、トロフィーの美しさがさらに際立ちます。

飾っておかず仕舞って保管する場合は、湿気がこもらずかつ乾燥しすぎない、直射日光の当たらない場所を選びましょう。多くの場合、押し入れなどに収納されるかと思いますが、この場合は湿度の管理に気を付ける必要があります。もちろん、ホコリをかぶらないように箱の中に入れたりカバーをかけたりすると良いですね。押し入れは湿気がたまりやすい代表的な場所ですから、時には取り出して空気の入れ換えをすることをおすすめします。

素材によっては不具合が起こる場合も

柔らかい布でから拭きする程度のお手入れであれば、問題なく行えることが多いです。しかし、研磨剤を使うようなお手入れは、素材によっては不具合を生じさせる可能性もあるため注意が必要です。

金色のトロフィーは磨きすぎると色が薄くなり、下地である銀色が出てきてしまう可能性もあります。また、塗装を焼き付けて加工してあるものの場合は、塗装が剥がれたり艶が消えたりして本来の美しさを取り戻せない場合もあるため、不安な場合はトロフィーを扱う専門店に相談してから適切なお手入れ方法を検討されることをおすすめします。

今回は、トロフィーのお手入れ方法についてご紹介しました。多くの場合、こまめに柔らかい布で磨いてあげることで劣化を遅らせたり防いだりすることができます。黒ずみや日焼けによる剥がれなどが生じる前に、適切な場所と方法で保管すると、良い状態を保ちやすくなることも知っておくと便利ですね。トロフィーもいつかは劣化しますが、できれば保管方法に注意をして長く美しい状態を保っておきたいものですね。

トロフィー・優勝カップ制作歴80年を超える宮坂徽章について

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