トロフィーの紅白リボンの綺麗な結び方
全てのトロフィーに付いているとは限りませんが、もらったトロフィーには紅白のリボンが結んであるケースがあります。このリボン、どうしても月日の経過とともに色褪せたりしわが寄ったりしてしまい、当初の美しい状態とはかけ離れていくのは仕方のないことです。しかし、自分で結び直せばまた美しい状態に戻りますよね。今回は、トロフィーの紅白リボンの結び方について解説します。
トロフィーへの上手なリボンの結び方
それでは、早速リボンの結び方について見てみましょう。
手順①リボンを重ねてトロフィーに巻き付ける
まずはじめに、紅白のリボンを準備して、赤のリボンが上にくるように重ねます。トロフィーの結びたい部分にリボンを巻きましょう。一般的には、ブロンズ像の根元や、人形の足元の部分に巻き付けます。
手順②リボンの長さを揃える
リボンは、巻いた部分を中心とし、トロフィーの土台の下に垂らして両端がそれぞれ15cm程度長く残した状態でカットします。
手順③一重に結ぶ
リボンを巻いたところで、固定するように一重に結びます。緩いとくるくる動いてしまうため、強めに結びましょう。
手順③輪をつくる(蝶結びをする)
左側に輪を作ります。輪のサイズは少し大きめでも構いません。その後、作った輪を右に傾け、輪の根元をぐるっと縦に巻くようにもう片方のリボンを巻きます。巻いた部分にそのリボンを下側から通して新たな輪を作りますが、この時は白色が表に出るように指で調節します。
手順③輪の大きさを整える
両方の輪ができたら、輪をそれぞれ引っ張るようにして結びます。輪の大きさは結んだあとで調節できます。輪に指を入れてリボンを引っ張れば小さくなり、輪のリボンを引っ張れば大きくなります。
手順③適切な長さにカットする
垂れ下がったリボンは、トロフィーの底よりも少し上でカットします。好みで、V字型にしたり斜めに切っても良いでしょう。
手順③完成
これで完成です。
トロフィーにリボンを結ぶときの注意点
左右の輪の色に注意
蝶結びの左右の色は、必ず左の輪が白、右の輪が赤になるように結びましょう。これは、きちんと意味があります。昔より、贈り物は神聖なものとして扱われてきました。紅白のリボンで、東側に神聖な白をおき、西側に人の感謝の気持ちを表す赤色を置くとされています。お祝い袋の水引がそうであるように、トロフィーの蝶結びに関しても輪の色の配置に注意しましょう。結び目から下の部分は、左が赤、右が白となり、上下逆になることも覚えておきましょう。
このリボンの輪の色に関しては、とても間違いが多いようです。どちらも赤色のリボンが出ている、左右の色が逆といった失敗をしてしまいがちですので、注意しましょう。
リボンの切れ端は斜めもしくはV字がおすすめ
リボンの切れ端は、どうしても糸がほつれてしまいやすく、見映えとしてはあまりよくありません。ほつれを防ぎ、より美しい状態に見せるためには、切れ端を斜め、もしくはV字型にカットすると良いでしょう。
トロフィーにつけるペナントリボンとは?
ペナントリボンとは、持ち回り用の優勝カップやトロフィー、優勝旗に付けるリボンのことで、白地に赤い縁をした長細いリボンのことを指します。この白い部分に、その大会の優勝者の名前や団体名を記載し、次の大会まで預かるのです。こうして、大会の優勝者のもとをバトンのように受け継いでいき、大会の開催数が増えれば増えるほどペナントリボンの数も増えていきます。結ぶリボンとは違い、布でできた頑丈なリボンですので、その違いは一目瞭然です。
今回は、トロフィーのリボンの結び方についてご紹介しました。自宅で保管しているトロフィーのリボンが色褪せてきたら、自分で新しいものに交換しても良いでしょう。これからトロフィーの購入を考えている人は、リボンを付けるかどうか決定する必要があります。トロフィーを扱うお店によっては、リボンを無料で付けてくれるサービスを実施しているところもあります。
トロフィー・優勝カップ制作歴80年を超える宮坂徽章について
トロフィー・優勝カップなどの制作を1940年から続け、今ではすでに80年以上。
トロフィーの自社製造を行う宮坂徽章では、70余年の実績から培った技術で、良い商品をよりお求めやすい値段でご提供しております。
どんなものを選んだらよいか、何を書けばいいかなど、プロがアドバイスいたしますのでお気軽にご相談ください。