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トロフィーと楯の違いって?選ぶときのポイントもご紹介!

大会などのイベント主催者になった時、トロフィーの準備も必要です。そこで気になるのが、トロフィーと楯の違い。表彰式では、トロフィーが贈られることもあれば、楯が贈られることもあります。何を基準にしてトロフィーと楯を使い分けているのかわからず、困っている方もいるのではないでしょうか。ここでは、トロフィーと楯の違いや、選ぶ際のポイントについてご紹介します。

トロフィーと楯の違いって何?

まずは、トロフィーと楯の違いについて見てみましょう。

トロフィーとは?

実は、トロフィーという言葉の意味には、楯も含まれていることをご存じでしょうか?広辞苑で意味を調べると、「トロフィー」とは、「競技などの優勝・入賞記念品。装飾を施した杯・楯など。」と記載されています。つまり、楯もトロフィーの一部であり、楯のことをトロフィーと呼ぶことは間違いではないのです。

本来の意味としては、どのような形のものでも、優勝者や入賞者に贈られる記念品はすべてトロフィーと言い表すことができるのですね。

しかし、一般的には、台座の上に1本柱、あるいは4本柱のタワー型のものをトロフィーと呼び、楯とは区別して呼ぶ人の方が多いようです。ですので、この記事においては、台座の上に乗ったタワー型のものをトロフィー、板状の記念品のことを楯と呼び、区別をして解説していきます。

楯とは?

先程もご紹介したように、本来であれば楯もトロフィーの一部です。

もともと、防具であった盾は、いわば戦地に赴く人の誇りでもあり、その盾を敵に奪われることは死にも値する恥ずかしいことだとされてきました。その盾が表彰用の楯として使われ始めた由来は諸説ありますが、優秀な人物へ贈呈したり戦いの前の儀式に用いられたことから、やがて表彰にも用いるようになったとされています。

表彰楯の素材は様々ですが、木製のものが主流です。近年では、アクリルや光学ガラスといった透明で美しい素材も人気が高まってきました。

トロフィーと楯を選ぶときのポイント

トロフィーも楯も、大会等で功績を残した人に贈られるという点では同じです。トロフィーを贈るのか、それとも楯を贈るのか、といった厳密な決まりもありません。ですから、どちらを選んだとしても間違いではないのです。しかし、見た目が全く違う点を踏まえると、何らかの基準によってより適切なものを選びたいと思いますよね。

そこで、トロフィーと楯で迷った時には、以下のポイントを考慮して選ばれることをおすすめします。

デザインや見た目で選ぶ

まず、デザインや見た目の違いから選んでみてはいかがでしょうか。トロフィーは、キラキラと豪華で背丈もあることから、並べて置いているだけで迫力がありますね。一方、楯は背丈があまり高くなく、全体的に落ち着いた印象です。

そうしたことから、大人数が参加するような大会では、見映えのするトロフィーが圧倒的によく選ばれています。受賞した時も、大きくて豪華な印象のトロフィーの方がその場が華やかになるでしょう。

一方で、楯は順位をはっきりさせなくても良い大会や、大人ばかりが集うイベント、コンテスト等におすすめです。落ち着いた印象のものを好む年齢層の方には、キラキラしたトロフィーよりも喜ばれるかもしれません。

また、木製の楯とガラスを使った透明な楯とでは、見た目の印象が全く異なります。透明な楯であれば、女性にも人気が高いです。芸術分野の受賞式にも雰囲気がマッチしやすいでしょう。

用途で選ぶ

トロフィーは、同じデザインでもサイズ展開が豊富なものが多いため、遠目から見てもトロフィーの大きさによって順位の違いが分かりやすいというメリットもあります。そのため、スポーツ大会など順位を競う大会にぴったりと言えます。

また、トロフィーは楯よりも幅広いサイズがあり、種類も多いことから、好みのデザインや希望の価格帯の中から選ぶとしても選択肢が豊富です。多人数に配る必要のあるイベントや大会にも適しています。

一方、楯は順位を明確にするような大会よりも、個人的な成績や評価を表彰するものとして使う場面で重宝します。例えば、社内表彰や大会のMVPなど、賞状の代わりになる記念品として用意するのにおすすめです。

カスタマイズのしやすさで選ぶ

カスタマイズのしやすさから言うと、トロフィーよりも楯の方が有利です。トロフィーは、フルオーダーでない限り、一部のパーツを取り替える、ネームプレートをオリジナルデザインにする程度のカスタマイズしか出来ないケースがほとんどです。

それに対して、楯は表面積が広くアレンジできる場所がたくさんあります。楯を扱うお店がどこまで対応してくれるかにもよりますが、様々なパーツをつけてみたり、オリジナルのロゴや文字を入れてみたりすることで世界に1つだけの個性的な記念品が作れます。

いかがでしたか。ここでは、トロフィーと楯の違いや、選び方のポイントについてご紹介しました。トロフィーと聞くと、多くの方がタワー型のものを思い浮かべますが、実は楯もよく選ばれています。大会やイベントの規模や趣旨、受賞者の年齢などを考慮しトロフィーを選び、上手に使い分けることが、受賞者にとっては「もらって嬉しい」という気持ちにつながるかもしれませんね。

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