トロフィープレートの外し方・交換方法
もらったトロフィーは再利用できるのかな?と考えたことはありませんか?例えば、自分の子どもをほめてあげる時に、ちょっとしたサプライズをしたいけど、新しいトロフィーを買うのはちょっと…という時や、こじんまりとした大会であまりお金をかけずにトロフィーを準備したい時などに需要があるようです。ここでは、トロフィーのプレートの外し方や注意点をご紹介します。
安全なトロフィープレートの外し方・交換方法
トロフィーに付いているプレートのほとんどは、両面テープで貼り付けてあります。両面テープで付いているものについては、以下の方法で外すことが可能です。なお、はめ込みや釘打ち、ネジ止めで固定されているプレートに関しては、この方法では外すことができません。
用意する道具
・シールはがし
・カッター
・(シールはがしがない場合)マイナスドライバー(極小)
一番安全でケガのリスクが少ないのは、シールはがしを使った方法です。シールはがしはホームセンターなどに様々な種類が販売されています。モノによっては剥がせる粘着剤の種類が決まっていたり、シールはがし以外の用途でも役立つものもあります。例えば、壁に空いてしまったくぎ穴やネジ穴を補修したり、ホワイトボードクリーナー、らくがき消しとして使用できたりと、便利なものもあります。
トロフィーのプレートはがしのために購入するのであれば、狭い場所に浸透させやすいスポットノズルが付いているものや、外す際に便利なヘラが付いているものがおすすめです。また、シールはがしには液体タイプとスプレータイプの2種類があります。どちらかといえば、液体タイプの方がプレート外しには使いやすいようです。
作業手順
・シールはがしだけで外す場合
シールはがしのみで外す方法が一番安全でおすすめです。手順はとても簡単で、土台とプレートの間にシールはがしを染み込ませるようにして、使用説明書に記載されている時間を待ってからヘラを使って剥がします。一般的なシールとは違い、トロフィーのプレートは金属あるいはアクリル製のため、プレートの上からシールはがしを垂らしても染み込みません。そのため、プレートと土台のわずかな隙間から染み込むように横から垂らしてみましょう。
・シールはがしを使っても外せない場合
シールはがしを使っても外せない時は、カッターかマイナスドライバーをプレートの角と土台の間に差し込んでみましょう。粘着力が弱い場合は、この段階で外せることもあるようです。もし、はずせなかった場合は、カッターもしくはマイナスドライバーを差し込んでできた隙間からシールはがしを垂らして染み込ませます。
シールはがしを垂らして20分以上経過したら、入れ込んだカッターなどを少し捻ってプレートの角を持ち上げるようにしながら曲げます。これでも剥がれなかった場合は、持ち上げたプレートの角をペンチで挟んで剥がしましょう。
・シールはがしがない場合
シールはがしを持っていない場合は、カッターとマイナスドライバーの両方を使って外すことも可能です。まず、プレートの角にカッターの刃を入れ、少し浮かせます。その浮いた部分にマイナスドライバーを差し込み、テコの原理で剥がします。
トロフィープレートを外す際の注意点
トロフィーのプレートは金属でできているものが多く、変な力が加わると角の部分などで指をケガしてしまう可能性があります。また、カッターは刃物ですので、力いっぱいに無理矢理こじ開けようとしたり、剥がそうとしたりすると、ふとした瞬間にケガをしやすくなります。くれぐれも、無理に外そうとせずに、最小限の力で外せるよう試してみてください。
カッターを使うと、本体へのキズも付きやすくなります。できるだけ、シールはがしだけで外せるように、はじめは道具を使わずシールはがしだけでじっくり試されることをおすすめします。
シールはがしがない場合、マイナスドライバーとカッターの両方を使ってプレートを外す方法をご紹介しました。カッターをプレートと土台の間に差し込み、できた隙間にマイナスドライバーではなく爪をひっかけて剥がそうとする人もいるでしょうが、これは絶対におすすめしません。爪が剥がれてしまう可能性があります。
トロフィーのプレートは、長年にわたり飾って頂けるように接着力の強い両面テープが使用されています。そのため、無理に剥がそうとせず、難しい場合はトロフィー専門店などにご相談されることをおすすめします。
トロフィーの修理は専門店にお任せ
トロフィーに関することは専門店へ
トロフィー専門店は、購入だけでなく修理や管理の相談に応じてくれるところも多いです。例えば、もらった優勝カップの持ち手がとれてしまった、落として欠けてしまった、トロフィーに付いていた人形がとれてしまったなどのトラブルです。こうした破損は、自分で無理に直そうとするとかえって見た目が悪くなってしまうどころか、取り返しのつかない事態を招くこともしばしばあります。
プレートの外し方はもちろんですが、トロフィーの修理や管理で困ったことがあれば、トロフィー専門店へご相談ください。
トロフィーの修理までの流れ
何らかの理由でトロフィーが破損してしまった!という時には、慌てず専門店に連絡しましょう。ご自身でどうにかしようとせず、大切なトロフィーこそ専門家に預けることが大事です。
トロフィーの修理相談をした場合の流れをご紹介します。まず、修理可能かどうかの判断をしてもらうため、多くの場合は電話相談後、破損部分の画像をデータで送ります。そして、修理可能と判断された場合は、見積もりや納期の説明を受け、同意後にトロフィーを修理業者へ送ります。修理が完了したらまた手元に荷物として戻ってきます。このように、トロフィーの修理は専門業者に直接持っていかなくても修理できる可能性があります。あくまでも一例ですので、詳しくは修理業者の方へ確認されることをおすすめします。
いかがでしたか?今回は、トロフィーのプレートの外し方をご紹介しました。ここでご紹介したのは両面テープで貼り付けられたプレートの対処となりますので、他の方法で固定してある場合は違う方法で外す必要があります。くれぐれも、ケガのないよう気を付けて試してみてくださいね。
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