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表彰状・賞状のサイズや大きさに決まりはあるの?

表彰状や賞状はもらうことはあっても、自分が用意する側となると、どんなサイズでどの色の用紙を選んだらよいか、表彰状を入れる額縁はどんなものが良いか…など、戸惑うのではないでしょうか。ここでは、表彰状・賞状のサイズ、色、額縁の選び方をご紹介します。

表彰状と賞状の違いとは?

表彰状と賞状、どちらも似たようなイメージがありますが、どこが違うのでしょうか?

それぞれの意味や違いについてご紹介します。

表彰状

表彰状は、大きな功績となる行いや人の模範となるような行いを讃えて授与されます。功績をあげた人に贈られる書状であることは、賞状も同じですが、表彰状の場合、「ほめる」ことに加えて、「広く世に知らせる」という目的が加わるため、公共性がある点が違いといえるでしょう。「表彰状」の「表」には「おもて」という意味、「彰」には「あきらかにする」という意味がありますので、おもてにあきらかにする=広く世に知らせるということです。

したがって、数ある書状の中でも、社会的信頼度の高い、名誉ある賞状です。永年勤続、定年退職、長寿、学会、無事故無違反などに使用されます。

賞状

賞状は、表彰状や感謝状なども含めた、すべての書状の総称で、書状の別の言い方ともいえます。例えば、スポーツ大会、研修会、コンクールなど、日ごろの生活にも関わりのあるイベントなどが対象となります。スポーツの競技会での優勝、準優勝などの成績の人に贈られる賞状はよく目にするのではないでしょうか。広義には、賞状には卒業証書や修了証、参加賞、合格証なども含まれます。

すぐれた成果をあげた人や学校などの団体をほめたたえる書状が賞状であり、賞状にはコンクールやスポーツ大会など、順位が関係するものが多いですが、表彰状のように「広く知らせる」といった目的はありません。

表彰状・賞状の色

一般的な表彰状・賞状は、お馴染みの鳳凰(ほうおう)がデザインされた鳳凰枠の用紙です。鳳凰枠用紙は、どのメーカーでも白色とクリーム色を用意しています。

白色の用紙は、鳳凰枠が真鍮色(やや赤みがかった黄色)で印刷されているものです。白はさわやかな印象を与えるため、個人や団体のスポーツなどの競技の表彰に多く用いられます。一般的に使用されているのは、白色ではないでしょうか。

クリーム色の用紙は鳳凰枠が赤銅色で印刷されているものです。白色と比べると、重厚感があり格式高い印象を受けることから、感謝状や企業の永年表彰などで、多く用いられています。

ただ、色は好みであり、特に決まった規則はないので、好きな色を選んでも全く問題ありません。

表彰状・賞状の一般的なサイズとは?

表彰状・賞状のサイズは、規格によってサイズが様々ですが、どれも私たちが普段会社や学校などで使用している一般のJIS規格サイズと若干異なります。表彰状・賞状の用紙を額縁に入れるときにきれいに収まるように、JIS規格サイズより少し大きめの寸法が一般的です。

表彰状・賞状のサイズには決まった規格がなく、賞状のメーカーによっても若干の差異があるようです。また、市町村や会社で使用する賞状も必ずしも同じわけではなく、例えば、A市のA3賞状は420㎜、B市のA3賞状は430㎜というケースがあります。

現在、一般的に使われている表彰状・賞状は、以下の11種類です。

規格サイズ(単位:mm)備考
A4210×297JIS規格サイズのA4と同じ
A4(大)218×308
B4(大)273×379
八二273×394B4(大)よりもやや縦長か横長
七〇303×424A3に近い大きさ
A3297×420JIS規格サイズのA3と同じ
A3(大)318×440
四一394×545JIS規格のA2より小さくB3より大きい
叙勲賞状595×420JIS規格のA2とほぼ同じ
褒章賞状515×364JIS規格のB3と同じ
位記賞状299×215、306×215JIS規格のA4に近い

表彰状・賞状を飾る際の額縁の選び方

☑賞状のサイズが一番のポイント

賞状額は賞状のサイズで決めるのが大切なポイントです。小さい賞状に合うB5サイズの額も販売されています。店頭で購入する場合は、事前に賞状のサイズをしっかり確認しておき、お店のスタッフに伝えましょう。賞状額のサイズは、JIS規格品のサイズより少し大きめですので、注意してサイズを選んでください。

☑額縁の材質をチェック

賞状額の額縁は、おもに木製、アルミ製、樹脂製があり、それぞれ特徴があります。

<木製>
木製の額縁は、ほどよい重厚感があるのが魅力。ただし、自然の素材で作られているために、商品ごとの質感に違いがあります。

<アルミ製>
軽くて丈夫なのが一番のメリットです。シンプルなので、オフィスに飾るのにもピッタリ。インテリアのひとつとして飾っても、洋風の部屋にマッチするでしょう。

<樹脂製>
大量生産に向いている材質なので、商品に個体差がないのはメリットです。複数の賞状額を並べて飾りたいときにおすすめ。他の材質より強度は劣るため、どちらかというと小さ目の賞状向きです。リーズナブルな価格なので、気軽に買えます。

☑前面カバーの材質をチェック

カバーは、軽くて丈夫、紫外線もカットしてくれるアクリル製、重くても傷がつきにくいガラス製、軽くて扱いやすく、しかも安いPET素材製から好みのものを選びましょう。

なお、メダルや勲章などの記念品や写真と一緒に飾れる一体型額縁もあります。

いかがでしたか。表彰状のサイズにはさまざまな規格があり、一般のJIS規格と若干異なるものが多いですね。規格名も初めて聞くようなものがありますが、サイズを参考にして、表彰の内容に合ったサイズを選んでくださいね。また、額縁のサイズに対して賞状が小さい場合は、額縁の裏板または額サイズと同じ大きさの用紙にテープ等で賞状をとめて固定するとよいですよ。

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