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宮坂忠昌

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渡邉幸恵

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記念品とは?記念品の活用シーンや贈る際のマナーについてご紹介

企業や学校は周年などの節目に記念品を贈ることがあります。そもそも記念品には、どのような役割があるのでしょうか?また、贈る側になったとき、どのような品を選んでどのように贈ったらよいでしょうか。ここでは、記念品の活用シーンや、贈る際のマナーについてご紹介します。

記念品とは?

企業の周年記念・創業記念、社内表彰式、新社屋落成記念など、さまざまなタイミングで式典が行われますが、その式典で贈呈される品が記念品です。記念品は、贈る対象によって、目的や役割が異なります。

例えば、創立記念式典は、普段はあまり意識しなかった会社の理念や今後の展望などを確認できる大切なイベントです。社員が認識を共有できる式典で、記念品を社員に贈り、慰労することで、社員のさらなるやる気が期待できます。また記念品贈呈があると、場が盛り上がることもポイントです。記念品には一般的に社名を入れますが、社名が入った同じものを社員全員が持っているということで、会社の一員であるという意識が生まれ、社員相互の結束力にもつながります。

記念品の活用シーン

記念品がどんなシーンで活用されているかお伝えするとともに、各シーンにおすすめの記念品をご紹介します。

周年記念・創業記念

企業は設立した日を創立記念日として、その日はお休みにしたり、創立記念式典を開催したり、社員に記念品を配布する企業もあるでしょう。

周年記念・創業記念の記念式典には、主に2つの意味があります。まず、式典は社員に対して行われ、社員の労をねぎらうとともに、愛社精神をもってもらいたいという企業側の思いがあること。もう一つは、取引先などの社外に向けて、日頃の感謝を伝える機会であるとともに、自社のPRを意図していることがあります。

いずれにしても、周年記念・創業記念は、これまで企業の成長に関わってきた多くの人へ謝意を表し、これからもさらに発展していくための節目となる記念日です。そのときに、周年・創業を祝う記念品を配ることは、社員に企業理念を改めて胸に刻んでもらう良い機会になります。

記念品には、実用的なノベルティを作ると、愛社精神が育ちやすくなるでしょう。周年記念品としてよく選ばれるものは、時計、ボールペン、名刺入れなど、社員が仕事で使いやすいものが多いです。企業のロゴを入れたアイテムも人気があります。

日頃お世話になっている取引先への記念品は、社内向けより予算を少し大きくして、より高級感が感じられるものを選ぶとよいでしょう。

社内表彰式

企業の有効な人事マネジメントとして、最近社内で表彰制度を取り入れている企業が多くなっています。何かのプロジェクトが成功したとき、営業成績がトップだったとき、業種や部門によって、目指すところは異なりますが、社内表彰式という晴れの舞台で自分の名前が呼ばれ、功績を皆に知ってもらうのは、今後の自信にもつながりますね。

または、会社の業績に長年にわたり貢献してきた社員に贈られる、永年勤続などの表彰も受賞者にとっては、ひとつの節目となり、さらなる意欲につながるものです。社内表彰式は、このように会社のために尽力してきた社員の労をねぎらい、感謝の気持ちを伝えるイベントです。

会社と社員の相互の信頼関係を築き、モチベーションをアップに高価のある社内表彰式が近年復活しつつあります。

表彰式では、賞状とともに記念品を贈呈するのが一般的です。表彰式の規模や贈る相手はさまざまですが、いろいろなシ―ンに対応できる品として、定番のトロフィーから、時計、名入りの高級ボールペンなどの文具などがよく贈られています。

退職記念 など

定年を迎えて退職する社員にも、長い間会社を支えてくれたことを労うために、企業では記念品を贈るのが一般的です。数十年にわたり会社の業績に尽力してきた社員に、「お疲れさまでした!」の気持ちを形にして贈りましょう。数えきれないほどの思い出が詰まった職場をあとにするのは、ご本人にとってとても寂しいことかもしれませんが、第二の人生を始める際の後押しになるような記念品を贈ると喜ばれるでしょう。

個人が日頃から大切にしているもの、愛好しているもの、趣味などを考慮して、ふさわしいものが選べるといいですね。お酒の好きな方なら、名入りのお酒が喜ばれるのではないでしょうか。退職記念のランキングでも上位に入っています。また、オーダーメイドの盾も人気があるアイテムです。オリジナルメッセージを入れた盾は、世界に一つだけのものです。クリスタルガラス、木製、天然石など多彩な素材から選べますので、受賞者の好みに合いそうな盾をオーダーすると喜ばれるでしょう。

記念品を贈るときのマナー

記念品など、改まった品物を贈る際には、以下のマナーを心得ておきましょう。

「粗品」という言葉は記念品には使わない

お礼の品などを手渡す際に、「粗品ではございますが」と謙遜の意味を込めて言うことがありますが、記念品や大切な贈り物などを贈る際にはふさわしくありません。特にのしの表書きに、「粗品」と書くのは避けましょう。粗品ではなく「記念品」という言葉を使った方が、先方も気持ちよく受け取ることができます。「粗品」と言ってもよいシチュエーションは、おまけ程度のちょっとしたお礼の品を渡すときだけです。 

記念品ののしには、水引の上に「〇〇周年記念」などを入れる

記念品ののしはどのように書いたらよいでしょうか?まず、水引は紅白の蝶結びを選び、水引上部に「〇〇周年記念」、「祝 創業記念」など、何の記念なのかを記載し、水引下部に社名を記載します。配送で記念品を贈る場合、配送中にのしが破けることのないように、直接のしを記念品にかけてから包装紙で包む方法(内のし)が一般的です。手渡しの場合は、ひと目で何のための品かが分かるように、包装紙の上からのしをかける方法(外のし)がよく使われます。

記念品の相場を把握し、相手の好みを考えて商品を選ぶ

記念品は、一般的な記念品の相場を参考にしながら、相手の趣味嗜好を考えて選ぶことが大切です。相場とあまりにも違う価格の商品を選んでしまうと、高すぎた場合は相手が気後れしてしまい、安すぎれば失礼になりますので注意してください。また、相手に喜んでもらえるように、好みにも配慮して選ぶこともマナーのひとつです。

おすすめの記念品

表彰というと、定番のアイテムがトロフィーや盾です。他のグッズと異なり、消耗品ではないので、まさしく記念になるものとしておすすめです。

トロフィー

トロフィーをもらったことはありますか?賞状をもらうことはあっても、意外にトロフィーをもらう機会は少ないのではないでしょうか。トロフィーは、学生時代に何かスポーツの選手の場合、大会で入賞したときなどに贈られるイメージがありますが、社会人になってから、自分の仕事ぶりが認められて手にするトロフィーもきっと嬉しいことでしょう。

トロフィーというと、優勝カップのような豪華で立派なイメージがありますが、最近はトロフィーのデザインも材質も多彩です。表彰の目的に合ったトロフィーを幅広いラインナップから選べます。

トロフィーの詳細はこちら

表彰といえば、盾も外せないアイテムです。そもそも、表彰の際になぜ盾を贈るのでしょうか?調べてみたところ、戦争で兵士が使う盾が由来とか。古代ローマでは戦いで自分の盾を敵に奪われずに守りきることが誇りだったそうで、自分の棺に盾を入れていました。

現代でも、何か意義あることを達成した暁に、記念品として盾を贈るようになったのです。そんな勝利の象徴ともいうべき盾を受賞の記念にいただくのは、とても喜ばしいことですね。

盾というと古めかしイメージがありますが、今や盾のデザイン、素材は、バラエティ豊かです。盾を購入するのに、わざわざお店まで足を運ばなくても、今は通販でも気軽に購入できます。通販なら、一度にたくさんの商品をみて選べるのもポイントです。

盾の詳細はこちら

記念品は、会社に貢献してきた社員を表彰する際や、会社の創立記念日などに社員や取引先などに感謝の気持ちを込めて贈る品です。相手にふさわしい記念品を選んで、正しいマナーで贈ることで、信頼関係がより深まるでしょう。

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